なんだかここ最近は記事を書くたびに「期間が空いちゃってさぁ」という話をしている気がする。
そんなわけで今回も「一か月空いちゃったよテヘペロ」というところからスタートです。
ご無沙汰しております。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
本当はもっといろいろ直近にあったこととか書きたいなぁと思ってはいるのですけれど、なかなかどうしてうまくブログを書くという行為まで至れない日々が続いております。
極端に忙しいというわけではないのですけれど、いろいろともう無理ができない年齢になったんですよね。悲しいことに。
ちゃんと睡眠をとらないと眠すぎて「物書くってレベルじゃねぇぞ!」となってしまうのです。
そのくせちゃんとゲームとかはしようとするものだから、睡眠時間自体はばっちり削れたり、ギリギリ確保したりという日々が続いておるのですよね。
以前の記事『25/10/23:影響されやすくって困るね 』でも書いたんですけど、いまだにばっちり呪いは解けずむちゃくちゃにやりたいことをこしらえては可処分時間を食いつぶして、睡眠時間を浪費して真綿で首を絞められる生活を続けていく羽目に。
こればっかりはまあ楽しんではいるので絶妙に全否定はしづらいのですが、その分こうやって『ブログを書く』という他の楽しいことに日の目が当たらないというのもいかんともしがたし。
一日が二八時間ぐらいあればいけるのでしょうか?
その程度だと結局寝て過ごしてそうではありますがね。
劇場で久々に映画を観る 『トロン:アレス』編
本当は大々的に放映している間に記事を書きたかったんですが、結局書けずじまいだったのでここでひっそりとアウトプット欲を満たします。
それで久々に劇場で映画というものを観ました。
なんなら映画というコンテンツそのものも大分ご無沙汰だったような気がします。
(ジークアクスは先行上映だったのでノーカンにしてます)
はるか昔の学生時代は気が狂ったように映画を観ていました。
でも金銭的な問題とか、配信で済ませられたりだとか、そもそも話す人が周囲に居なくなったりだとかで、劇場から徐々に足が遠のいておりました。
さらにインスタントなエンタメに慣らされたり、熱心に追っていたアヴェンジャーズシリーズがちょっと個人的には合わなくなってきたり、そもそもなんか映画そのものの時間が長くなったりしてすっかり映画というコンテンツを追う気力を失くしておったのです。
そんな折に昔観て、いたく気に入った作品の新作をやるらしいという話を耳にしました。
それが『トロン:アレス』という作品です。
ぼくが初めて『トロン』シリーズに触れたのは『トロン:レガシー』だったのですが、当時のぼくはこの作品を劇場で鑑賞してとてつもない衝撃を受けました。
劇場でしか味わえない映像と音の圧力に打ちのめされたのです。
それまでも劇場で観たほうが良いと思う作品はあったわけですけども、この作品はもう圧倒的でした。
大画面にこれでもかと敷き詰められた近未来的なデザイン、黒を基調とした世界を彩る暴力的な量のネオン。そして美しい光の軌跡の演出。
その圧倒的な映像の圧に全く負けない全身を揺さぶる重低音のテクノミュージック。
とんでもない劇場体験でした。
これはとてもじゃないが家で味わうことなんてできない(ホームシアターとかあるならいけるのかもしれんけど)。そう思ったわけです。
そんな『トロン』シリーズの最新作が令和にやるというので、さすがにこれは劇場で観なきゃあかんやろと思い立ち、背を向けていた映画館と再び向き合うことにしたのです。
せっかく観るんなら現在の劇場じゃないとできない体験をするべきだろうと思いましてIMAXを選択。ここはちゃんとこだわってみました。
で、結論から申し上げますとこれが最の高でございました。
『アヴェンジャーズ:エンドゲーム』ぶりのIMAXでしたけども、やっぱ良い。
映像がキレイなのはもちろん、音がとにかくヤバくて(語彙力
正直最後のほうは重低音が身体に響きすぎてちょっとトイレ誘発されてた。
作品としては正直『トロン』という世界の革新性みたいなものはさすがにもう令和の世では失われていて、逆にちょっと手あかがついているからこそちょっと使い古されたレトロチックな展開というか、王道的な物語で進行していく感じでしたね。
正にこういうので良いんだよというお話というか。
ファン向けに旧作の要素も取り入れられていて、お祭り感もあったというか。
こまけぇこたぁ良いんだよ、これが良いんだからというパワーに満ち溢れていましたね。
『トロン』らしく暴力的なネオン、美しい光線の軌跡、闇と光のコントラスト、やりすぎなぐらいの近未来デザイン、そして重低音バリバリのサウンドと、ぼく自身も「こういうので良いんだよ!」となっておりました。ホンマ観る電子ドラッグ。
特に今作の赤い光線の演出がマジでカッコよくてですね。
チェイスシーンの闇夜の街に赤い光線が走るのホントただただタマランとなっておりました。
奇をてらわずカッコいいをやってくれるのホント最高ですわ。
劇場で久々に映画を観る 『プレデター:バッドランド』編
さて『トロン:アレス』で完全に劇場で観る喜びを思い出してしまったので、その勢いのままに『プレデター:バッドランド』も鑑賞。もちろんIMAXです。
今回から路線を変えてプレデター目線のお話ということでしたが、こちらも奇をてらわず丁寧に王道のバディーものとして仕上がっていて良かったですね。
ぼくは特にAVP一作目がとても好きだったので、本当の意味での続編が令和になってやっと送り出された気がして大歓喜いたしました。
個人的にはオーソドックスなプレデターのビジュ推しなところもあるので、もう少しクラシックな装備が活躍するところが見たかったというのもありますが、『プレデターにサバイバル生活させてぇ~。現地調達の装備でアクションするプレデター見てぇ~』という制作側の心情も分かるので、ここの塩梅はかなり難しいところです。
実際プラズマキャノン代わりの謎生物の健気さはエモポイント満点だったしね。
とにもかくにもデクやティアはもちろん、周囲の怪物たちもかなりキャラが立っていてもっと彼らの旅路を追ってみたいと思える作品でしたね。
もちろん続編あるんだよなぁ~?
もっと早くからこの楽しみを思い出せればよかった
そんな流れで劇場で映画を観る喜びを思い出すことができたのですけれど、ただもっと早くに気付いて『エイリアン:ロムルス』も観とけばよかった……、みたいな後悔も逆に浮かんできていたりもしていて。
観れるときに観ておかないといつの間にか終わってしまうので、これからは定期的に確認して気になったものはバンバン観ていきたいなと思いました。
それからこうして令和の世になっても子供の頃に楽しんでいた作品の新作が劇場で鑑賞できるというのは本当にありがたいことでして。
やっぱり歳をとって新しいものを摂取するのが年々キツくなってきていたので、鑑賞のハードルが下がるといいますか。
これで慣らしながら少しずつまた新しいものも摂取できるようにリハビリできれば良いかなと。
あとこうして記事を書く楽しさも今回で思い出しました。
そしてもっと早く思い出しとけば良かったな、とも。
実際『トロン:アレス』とか二カ月ぐらい前の出来事ですしねぇ。
やっぱり記憶の奥底から引っ張り出すといろんなことが抜け落ちているというか。
もちろん当時の熱をそのままに勢いで書くことが正しいとはいえませんが、それでもちょっと寝かせ過ぎかなと少し反省しております。
自分にとって冷静と情熱の間がいい塩梅になっている頃合いを探りつつ、記事を書くモチベと時間とを相談しながら今後はもうちょい定期的に書いていきたいなぁと。
思うだけはタダですからね。
次回も『また期間が空いて~』という始まりにならないことを祈りつつ、今回はこの辺で。ではでは。